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施工へのこだわり

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高品質へのこだわり

年々、台風や地震などの自然災害が多発している日本。その為マスメディアによる風評被害、一昔前の旧態依然の職人による瓦施工により信頼を失くした瓦。経済性・生産性・効率や利便性を重視される現代社会では瓦の存在意義、意識が薄れ伝統な瓦文化自体が否定されているような現象も起きています。
しかし弊社では日本建築の瓦葺きに不可欠である創造性豊かな感性、誠意ある社員達が古建築の曲線屋根と向き合い葛藤し、古来の瓦文化を絶やさぬよう日々切磋琢磨しております。
そこで弊社では曲線の組合せでできている高度な社寺建築に対応すべくガイドライン工法に加え弊社オリジナル工法を用い、耐風・耐震性をさらに強靭なものにする施工を行っています。素材の瓦そのものがもつ本来の姿を今一度弊社の瓦葺き技術で実感してみてください。屋根素材で瓦に勝るものは何一つありません。全てはみな瓦葺き技術がもたらす古建築の美の為に。

下地造りへのこだわり

瓦を葺いてしまえばまったく見ることのない下地。しかしながらこの下地の出来次第で仕上がり・耐久性を驚くほど影響させると言っても過言ではありません。松山瓦商店では縦桟工法で格子状に下地組みし、瓦の安定・耐震などの耐久性を向上させるよう工夫しております。見えなくなる部分への配慮も松山瓦商店の仕事です。

下地造りその1 下地造りその2

瓦のネジレの選別

美濃瓦はトンネル窯で1200度以上の温度で長時間焼き上げるため、吸水率は2%〜5%と全国でもトップクラスの硬い瓦です。その為瓦にネジレが生じ、適当に瓦を葺けば隙間等ができ雨漏れや美観に影響を与えます。松山瓦商店では、役物瓦をmm単位で瓦を選別し仕分け後、使用場所へ配置し葺くように心掛けております。

ネジレの選別その1 ネジレの選別その2